アクアビューシステムによるハウスぶどう自動かん水設備 施工例

概要

茨城県のブドウハウス(3棟)にアクアビューシステム(多チャンネルタイプ)を設置しました。

茨城県でもかなり先端を行く生産者です。いままでもスプリンクラーシンカーAC6Sとアナログ式PF計を使用して土壌水分制御による自動かん水を行ってきました。

今回の新設ブドウハウスには制御機能を持った土壌水分センサー スイビュー(㈱山武製、乾電池作動単四2本)とサンホープ・アクア製の3ch制御盤(電磁弁3台制御)を組み合わせたアクアビューシステムを設置しました。
ハウスブドウ一本毎にドリップチューブを渦巻き状に敷設しました。

ドリップチューブは12mm白色定流量タイプを使用し、また送水用ポリエチレンパイプも白色2016パイプを使用しました。 土壌水分計は土壌水分を10分毎に検知して現在PF値を液晶画面に表示します。

タイマー機能を持った土壌水分センサー

写真

タイマー機能を持った土壌水分センサー(廃盤)です。

かん水時間、休止時間、かん水開始、停止時刻を設定することが可能です。

これを水分値によるON/OFFと組み合わせることによって水分制御多頻度少量かん水が実現できます。
土壌水分センサーから出た信号をコントローラーが検知して電磁弁を開閉します。

 

コントローラー

写真写真コントローラーはAC200V入力AC24V出力です。(100V入力が標準)
コントローラー全面に電源ランプ、かん水確認ランプ、手動、切、自動切り替えスイッチ、リセット可能なカウンター(かん水回数をカウントする)が付いています。
また各チャンネルにはそれぞれ独立したタイマーが付いていますので個別にかん水時間が設定できます。かん水は1から順番に2,3と移動します。飛び越しも可能です。

 

送水パイプ

写真送水パイプは2016の白ポリパイプ、ドリップチューブは12mmの白チューブです。
色が白色のため熱くならないので夏場のかん水でも供給水温が上がりにくく、ヨーロッパやイスラエルでは白パイプが主流になりつつあるといいます。生産者様も黒と白ではこんなに違うとは思わなかったと感心されていました。

 

1分間当たり約1リットルの水量

写真

12mm定流量ドリップチューブ20cmピッチ1.15リットル/時/1ヶ所を使用しました。

これで1本のブドウ苗木には1分間当たり約1リットルの水量が供給されます。

 

白ポリパイプを設置

写真

ハウスの縦方向の頭上に白ポリパイプを設置しこれより分岐して地面まで配管しスタートエルボで12mmドリップチューブに接続します。

残念ながら継手類は黒色です。

 

ドリップチューブと土壌水分計の設置状況

写真

ドリップチューブと土壌水分計(廃盤)の設置状況です。

土壌水分計はハウスの中央の苗木の根元に設置しました。 この土壌水分計がハウス3棟を1台で制御するわけです。 ハウスの位置で多少乾燥度合が異なることを考慮してコントローラーには各ハウス毎に独立して散水時間を設定できるよう個別タイマーを設けました。

 

フラッシングバルブ

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配管の末端はフラッシングバルブが付いておりかん水が始まり水圧が上がるまでの短時間にはピュッと水が出ます。

またかん水停止時にはパイプの中の水は排水されます。