散水氷結法

凍霜害防止のためにスプリンクラーによる散水で水が冷えたり凍ったりするときに放出する熱(潜熱)を利用する方法です。
10℃の1リットルの水が0℃に冷える時10キロカロリーの熱を出します。
またこの水が凍る時に(0℃の水が0℃の氷になる時)80キロカロリーの熱を放出します。
作物の芽や葉を氷で包んでやり水を供給し続ければ潜熱が供給され0度以下には下がらないわけです。
これが散水氷結法で茶畑や果樹園では多数の実施事例があります。