スプリンクラーの圧力と水量の関係は?

スプリンクラーから散水される水量と圧力の関係は単純に言うと以下の式で表されます。

Q=C×√P

Qは流量
Cはノズル常数(スプリンクラーによって異なります)
Pは圧力です。

したがって流量Qは圧力のルートに比例するということです。

スプリンクラーの圧力を2倍にすれば流量は2倍になるかといいますとそうではありません。
そのときの水量は√2倍つまり√2=1.4142(ヒトヨヒトヨニ)倍となります。

水圧が半分になっても水量は半分にはなりません。
つまり√0.5=0.707  約70パーセントの水量ということになります。

上記のことはスプリンクラーを同時にたくさん作動させる場合のパイプ口径の決定に関わってきます。