ブルーベリーのスプレーペンによるかん水
概要
- 千葉県鎌ヶ谷市:茨城県つくば市筑波大学
ポリエチレンパイプ転がし配管 スプレーペンS-125-300°によるかん水
スプレーペンを設置
使用スプレーペン機種:S-125-300°
流量 :0.3リットル/分
使用圧力 :0.05Mpa
水源は家庭用井戸ポンプ
敷地全面積に防草シートを張りポリエチレンパイプを転がし配管しています。
ポリエチレン管は内径21mm使用
ポリエチレンパイプに穴を開けチューブを分岐してスプレーペンを設置。
ブルーベリー苗木1本に1本づつ設置。
1ラインに100本程度まで設置可能。
スプレーペン散水状況
スプレーペンからは傘を広げたような形で散水されます。
一目で水が出ているかいないかは確認できます。
スプレーペンの長さはおよそ19cm土に差し込む深さで散水範囲が調整できます。
アングルバルブ
転がし配管のスタート部分にはアングルバルブを設置。
水源の井戸ポンプの能力によって同時に散水可能なライン数が決まります。
末端への勾配を取るためアングルバルブの下に空胴コンクリートブロックを設置。
筑波大学付属農場ブルーベリー圃場
転がし配管のポリエチレンパイプからの取り出し。
樹齢は多分10年以上
ブルーベリーの実がたわわに実っています。
鳥の害を防ぐため全面をネットで囲っています。
やはり根元にスプレーペンを設置
管理作業の邪魔にならないようクイックコネクターという部品をつかって ポリエチレンパイプの分岐部分から先をワンタッチで外すことができるようしてあります。
草刈などを行う時は転がし配管のポリエチレン管を撤去できます。
フレブルーベリーの木の全体姿
樹高は大人の手の届く程度にしてあります。
これもやはり収穫時の作業性を考えて低く抑えているのだと思います。