ミストノズルによるポインセチアの挿し芽間断自動散水
概要
- 千葉県鴨川市
DC1S型電磁弁付コントローラー
ミストノズルによるポインセチア挿し芽に5分に1回30秒の散水を 朝8:00から夕方4:00まで自動散水を行なっています。
DC1S型電磁弁付コントローラー(スプリンクラーシンカー)を使えばこのような設定をした秒単位の散水が簡単にできます。
1.8m幅のベンチに一杯におかれたポインセチアの挿し芽に満遍なく自動ミストかん水が行われ、この時期大変忙しく気の抜けない作業がずいぶん楽になりました。
挿し芽は単にミストで散水するのではなく間断散水が必要です。
マイクロスプリンクラーDN752茶(茶色ノズル)Bネジを1mピッチでベンチのビニールトンネルの峰部に取付ました。
ミストは満遍なくトンネル内にいきわたります。
特殊な技術は必要ありません。
どなたでも日曜大工感覚で施工が可能です。
ベッド毎にバルブを取り付け
各ベッド毎にバルブを取り付けました。 ミストノズルにはボタ落ち防止弁(ストッパー)がついておりボタ落ちがありません。
また一定圧力になってから一斉散水となりますので、手前と末端の散水時間差が生ずることはありません
電磁弁
水道の蛇口から分岐をして電磁弁(コントローラー付)を取付ました。
この電磁弁は9V乾電池2ヶで1年間作動します。
したがって電気工事は必要ありません。
一般に水道の蛇口で取れる圧力は1~2キロ程度です。
この現場は2キロの水圧が取れました。
水道圧力で十分なミスト散水が可能となりました。
コントローラー
屋外に設置したコントローラーは雨が直接かかるのを防ぐため、防雨仕様のプラスチックボックス内に設置しました。 コントローラー部分がぴったり納まります。 いたずら防止用に鍵を取り付けることも可能です。
このコントローラーは時間枠内でインターバルの時間を設定して秒単位の散水が可能な、非常にミスト散水に向いたコントローラーです。
温度センサーや雨センサー、湿度センサーなどの取付も可能です。 ただセンサーの方がこの電磁弁付コントローラーより高いと思われます。