ニラのハウス栽培頭上散水

概要

  • 千葉県袖ヶ浦市

必要な時期にバルブを開けるだけの簡単作業

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千葉県袖ヶ浦市のH氏は今年からハウスでのニラの栽培を始めました。
ハウスを一度に28棟も新設し天候に左右されないハウス栽培をスタートしました。
今年の冬定植されたニラは6月22日現在はすばらしい成長をして、すでに数回の収穫もしています。
私の今までの経験ではこんなりっぱなニラ見たことがありません!!

頭上散水のシステムにはサンホープ・アクアは計画段階から参加し、ハウス3棟同時散水が可能なポンプの選定や、パイプ口径の決定のお手伝いをしました。
経費を安く抑えるため最初はチューブによる散水も考えたそうですが、この頭上散水にして手間いらずで本当によかったとのお話です。
散水が必要な時期にバルブを開けるだけの簡単作業でハウス内はきっちり均一なかん水ができます。

 

大面積の経営にはかかせないかん水システム

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にらは収穫までの間に数回のかん水を行います。

マルチ栽培をしているのですがビニールの孔の部分から十分地面にかん水が可能です。

またニラは葉にもかん水する上からのかん水方法がいいそうです。

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ハウスの峰の部分にポリエチレンパイプを固定しそこからハンガースプレーセットを吊り下げます。トラクター作業や農作業にまったく邪魔になりません。

耐久性や作業性、利便さを考えると転がしチューブによる散水よりコストはかかりますが便利です。

大面積の経営にはかかせないかん水システムです。

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今年の冬に播種したニラの苗を定植しました。

播種後は数回のかん水を行っています。

小さな芽がビックリするほど成長しました。

畝を作って定植しその後十分なかん水を行っています

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ポンプの出口にはディスクフィルターAR321-DSメッシュサイズ80を取付ました。
逆さま取付がメンテ作業には便利です。
水源は新設深井戸ですがこれで砂が上がっても大丈夫です。
ハウスの入り口部にボールバルブを取付ました。
またボールバルブのすぐ上には自動排水弁(フラッシングバルブ)を取り付けました。
自動排水弁は末端部分とこのスタート部分の2ヶ所に取り付けました。2ヶ所で排水するため確実な排水が可能です。
排水のためハウス端までホースを伸ばしました。