水菜(京菜)ハウス栽培頭上かん水、ウオーターカーテン用散水
概要
- 茨城県県鉾田町
ハンガースプレーセットによる水菜(京菜)頭上散水、およびウオーターカーテン用散水
水菜のハウス栽培
茨城県鉾田町の水菜のハウス栽培にハンガースプレーセットを取り付けました。
水菜の栽培は播種から収穫まで約1ヶ月と短期間です。
いままでチューブによるかん水を行っていましたが頻繁なチューブの設置、撤去に結構手間がかかっていました。
頭上散水システムは初期投資は少々かかりますがバルブをひねるだけで手間いらずとのことで73mハウス8棟に頭上散水システムを設置しました。
また同時に冬場のハウス内の保温を考えてウォーターカーテンのための散水装置も設置しました。
灯油の価格が上がっており今年の冬のウォーターカーテンの効果を期待しています。
使用機種
頭上散水用: DN885
ウォーターカーテン用: DN881
均一に散水
6mハウスは均一に散水されるため水菜の生育もそろっています。播種後約1ヶ月の状況です。収穫時期を迎えています。
頭上散水用ハンガースプレーセットは2重カーテン用の鋼管に2mピッチで取り付けられています。
施工は農家のご主人と携帯電話とFAXのやり取りでトラブルなく完了しました。ポリエチレンパイプを使用した頭上散水システムはどなたでも簡単に施工することができます、
ウォーターカーテン用のハンガーセットは3mピッチでハウスの峰の部分にとりつけました。
ウォーターカーテン用に使用するときはハウス8棟全部一度の散水となるため圧力もあがらず水量も節約したい、またハウスと2重カーテンの狭い空間に散水することを考えてマイクロスプリンクラーのはDN881としました。
スタート部分
スタート部分です。
塩ビパイプで立ち上げてボールバルブを取り付け、水抜き弁(フラッシングバルブ)を取り付けています。
ポリエチレンパイプは内径26mmを使用しています。
簡単で手間いらずの散水システム
左の写真が施工後播種前、右が播種後1ヶ月です。
今年の異常に暑かった夏でも遮光と散水をうまく使いこなして立派な水菜が収穫できました。
バルブをひねるだけの簡単で手間いらずの散水システムは非常に好評です。
かん水といえばチューブかん水がほとんどのこの地区では近隣生産者が注目しています。