ミストノズルによるコニファーの挿し芽間断自動散水

概要

  • 千葉県八街市

立ち上がり式ミストノズルDN752Aと工業用汎用コントローラー、既設電磁弁AC100Vによる自動ミスト散水

一日40回の作動時間設定が可能

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コニファー挿し芽に15~20分に1回 5秒の散水を朝7:00から夕方6:40までミストノズルとコントローラー、電磁弁により自動散水を行なっています。
今まで設置されていたコントローラーが古くなり動かなくました。
修理に出しても新品に取り替えても同じような値段とのことでコントローラーを取り替えることになりました。

既設の電磁弁がAC100VとのことでAC100V入力、AC100V出力のコントローラーとしました。
工業用に使われている汎用コントローラー2チャンネル仕様を選定し設置しました。
一日40回の作動時間設定が可能です。作動時間は1秒~60秒です。

日中の暑い時間帯は間隔を短くし朝、夕の時間帯は間隔を長くすることができます。
散水の作動時間は5秒とのことで意外と短く、、葉にさっと霧を吹いたような状態が良いのだそうです。

このコントローラーは非常に安く既設コントローラーの半値以下、しかも使い勝手もいいようです。

マイクロスプリンクラー

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マイクロスプリンクラーDN752茶(茶色ノズル)Aネジを1mピッチでベンチのビニールトンネルの内に立ち上げました。

ミストは満遍なくトンネル内にいきわたります。
下から立ち上げるとボタ落ちの心配がありません。

ライザー管(立ち上がり管)が邪魔になるという意見もあります。

小型制御盤

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このコントローラーは制御盤というにはあまりにも小型です。
手のひらに乗るような大きさですが機能的には十分です。

散水のスタート時間を40回も登録する、2チャンネル分だと80回となりますが、意外と操作性が良く苦になりません。
何よりも安上がりというのがいいです。
農業生産現場では安くて使い勝手が良いものが求められています。

工業用に使われているものの応用もサンホープ・アクアは取り入れていきます。

使い方でシステムの組み方が変わります

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既設の電磁弁です。AC100Vの直動型です。
入り切りが瞬間で作動するので5秒散水が可能となります。

通常の電磁弁は作動に時間がかかり電源が入ってから全開になるまで少々の時間がかかります。 また閉も電源が切れてからやはり少々遅れます。

ウォーターハンマーを起こさないよう特に口径の大きい電磁弁はゆっくり作動の電磁弁が多いようです。 電磁弁の種類の選定もどう使うかで異なります。 使い方でシステムの組み方が変わります。