イワヒバ盆栽自動かん水設備施工例
概要
- 千葉県佐倉市
趣味でかなりの数のイワヒバ盆栽を栽培されている方から自動かん水設備の施工を依頼され設置しました。
毎日のかん水がとても大変だということでした。水源は水道です。
ナショナルの屋外用自動水やりタイマーを設置して自動かん水を行おうとしたのですが、なかなかうまくいかないとのことで相談がありました。
頭上かん水方式としてハウス用直管を盆栽棚の上に渡し、これに白ポリエチレンパイプを抱かせハンガースプレーセットを1m間隔に設置しました。
使用ノズルはDN-752茶としました。
同時に16個のノズルの散水ではナショナルの自動水やりタイマーの圧力損失が1キロ(0.1Mpa)にもなりかなり圧力が下がってしまいました。
ボタ落ち防止弁のゴムを超低圧用に取り換え低圧でもかん水できるように調整しました。
イワヒバの盆栽へのかん水状況
DN752-茶というマイクロスプリンクラーを使用しミスト状にかん水します。
イワヒバ盆栽の置き場所に合わせてハンガースプレーセットを設置しました。
施主様が既にご使用になっていたナショナルの屋外用自動水やりタイマーです。
水量が多い場合は圧力損失が大きくあまりお勧めできません。 今回は何とか使えるよういろいろ工夫しました。
ポリエチレンパイプの末端に自動排水弁を設置しました。 今回は圧力が低いので低圧用のA-40Lというタイプとしました。
イワヒバ盆栽です。
古典的園芸植物ということで江戸時代から栽培され、愛好者も多いようです。
成長は遅く一年で数ミリとのことです